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ベスト・オブ・マディ・ウォーターズ +8
発売日:2001-08-22 |
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ベスト・オブ・マディ・ウォーターズ +8のレビュー・感想
ロック・ブルーズ
ブルーズは嘆きの音楽だ。
奴隷として連れて来られ、その先でも差別され、
ろくな仕事もなく、金もない。そんな黒人たちが心の内を歌った音楽。
英語を覚えて、ギターやハープという白人の楽器を使って、
アメリカで黒人が始めて作った音楽。それがブルーズだ。
悪魔の音楽とも言われた。
神を歌うゴスペルに比べて、歌詞の内容が性や金などあまりにも俗世的だったからだ。
ブルーズ...
「その世界の中での男前なのか」
美醜の判断というのは時代や人種・地域や個体によって様々である、ということは「なるほど・ザ・ワールド」の「なるほど!ザ・恋人選び」により明らかですが、果たしてマディ・ウォーターズはその時代のミシシッピやシカゴで男前という評価だったのでしょうか?いや、このジャケットにしてもそうですが、他の写真にしても強烈な顔力を放っております。 この顔で「I Just Want To Make Love To You」などと歌われたら、みんな恐ろ...
威風堂々!
威風堂々。この言葉がよく似合う、ブルーズ世界ヘビー級永久無敗王者、最強の1枚!
「吉里爽の人生を変えたアルバム」シリーズの5枚目。
自分がブルーズに出会った1枚でもある。
ブルーズ史的に見ても、リトル・ウォルター、ジュニア・ウェルズら、
マディがかわいがり育てていたブルーズマンたちを堂々と従え、
バンドスタイルのブルーズの雛形を提示した傑作。
最初に出会ったのが希代のカリスマ・マ...
ブルーズってこういう音楽なんです!
まさに、ブルーズ史上最高傑作でしょう。僕的には、音楽史上最高傑作と思ってます。
1曲目の歌いだしからぶっ飛びます。これに比べりゃストーンズのヴァージョンなんて軽石みたいなもんです。この深さ、重さ、カッコ良さは僕の文章力ではとても表現できません。当然、捨て曲の類は全く無しです。
ただ、必要な音のみが存在し、余計な音は皆無です。実はそれが一番パワフルな音楽なんですね。
一分の隙もない完璧なブルース
マディのブルースは完璧だ。一分の隙もないほど完璧なまでのブルース。しかし、それにしても重い。じっとりと脂汗が浮かんでくるほどに、じっとりとずっしりと重い。そしてマディは、ただただギターを鳴らし唸り声を上げる。そうすることで、ブルースの名で呼ばれる精神状態から正気を保つかのように。

