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文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの (上)
発売日:2005-12-21 |
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文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの (上)のレビュー・感想
崩壊する文明と存続する文明の境界にあるもの
現UCLA教授のJ.ダイヤモンドがこれまでに地球上で存続できずに崩壊へ
至った文明について、可能な限りの科学的証拠を基に、その文明の起源から滅亡へ
至るまでの過程を可能な限り解き明かした書になります。
本書上巻の書き出しは、現代の米モンタナから始まります。モンタナと言えば、
いまだに牧畜が産業の中心にあり、N.マクリーンの一連の著になる
「マクリーンの川(A River...
誤訳・訳抜けに注意。
内容については他のレビュアーの評価通り。非常に面白い本である。訳文もとてもこなれていて、非常に読みやすい。ただ、原文と照らし合わせて読むと、訳抜けや誤訳が大量に見つかるので、星一つ減らして三つにしました。
訳抜けの例:訳書32頁「非環境保護主義=企業利益優先主義という等式は成り立たない。環境保護主義に懐疑的な人の中には、大企業や経済界に属さない人も多いからだ。」原著15頁では、non-env...
圧巻
「銃・病原菌・鉄」で文明の成り立ちを論じた著者が、今度は文明の崩壊を考察している。
前著と同様、数々の科学的客観的事実を現地の伝承とつきあわせて考察していく過程は圧巻である。
ただ、上下巻を通して著者が伝えたかったことは環境の大切さということであろうが、
特に下巻の現代の環境危機を論ずる内容は、それ以前の客観的で冷静な考察とは一転して、
感情的で...
環境問題は世界視線で一挙に解決が必要
「何故ある文明は環境とうまく渡り合って存続し、ある文明は失敗したのか」
「何故冷静に考えると滅びに向かうような決断を行うのか」
成功・失敗事例を過去・現在にわたり追いながら、この疑問に迫っていく。
著者なりの回答とその対策については、実際に読んで頂きたい。
前著ではかなり偶然的な動植物の資源・地勢などの環境的な布置から栄枯盛衰の必然を
説明してみせた。「環...
環境と経済はバランスの対象ではない
現生人類は、知らないことに対して傲慢になりがちなのかもしれません。たった数千年の歴史の中でも、繰り返し何度も文明が崩壊してきているのに、その事実を知らない間は、いくらでも自然に対して傲慢になってきたわけです。ただし、現時点の地球温暖化問題に代表される危機は、もし崩壊したときには人類としては再チャレンジできないかもしれない瀬戸際にきているかもしれません。
年初にアル・ゴアの「不都合な真実...

