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追補 精神科診断面接のコツ
発売日:1995-02 |
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追補 精神科診断面接のコツのレビュー・感想
"伝える努力"と"伝えきらない努力"
読むほどに,神田橋氏のするどい洞察力がひしひしと伝わってくる。
氏は心理療法家の中でも"天才肌"をもつ臨床家なのであろう。
表面的な形だけでは伝えきれない何かを伝えようとする氏の努力が伝わる。
更には,単に"答えを伝えよう"とするのではなく,常に読み手の洞察力を励まそうと
敢えて,"伝えきらない"という姿勢が,カリスマ的でさえある。
大変魅力的な著書であり,"臨床家のす...
予想を裏切る好著
タイトルを読んで、統合失調症の面接はこういう風に、うつ病の面接はこういう風に、といったハウツーを予想していたのですが、見事に裏切られました。面接をするときの一般的な心懸け、試してみたい修養、のような一言で済ませられない「コツ」で満たされた本です。
教科書ではあまり触れられていない内容で、とまどいましたが読了は出来ます。あとがきで述べていますが、著者が敢えて意図した形式のようです。精...
心身のありようを正確に把握するために
「診断」という言葉のために、医師のためだけの面接技術に関する本ととらえられがちだが、面接という場を介して五感を最大に活用することで相手の心身状態を正確に把握することを目的としている。医療にとどまらず、「面接」が欠かせない職業(人事、福祉…)にもひろく有用と思う。診断の機能、面接の場の作り方、非言語的所見の重要性、「なぜ」という言葉の有害性、等々、面接の基礎をつくるヒントが多数盛り込まれている...
名著である
医学生であるが、doctorに勧められ購入した。正直言って、学生にはとても難しい本で内容を十分に理解できたとは思わない。
だが、名著であることだけは間違いない。
精神科の面接はこれだけ気を配ってもなお足りないと思わせるような迫力がそこにはある。

