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紅花ノ邨―居眠り磐音江戸双紙 (双葉文庫)
発売日:2008-07-10 |
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紅花ノ邨―居眠り磐音江戸双紙 (双葉文庫)のレビュー・感想
マンネリを隠そうとしていないか?
坂崎でも佐々木でも、どっちでも良いじゃないか。
胸の透くような活躍と思わず涙ぐむ人情とを読ませてくれればさ。
と、呟かずにはいられない一冊だった。
山形の地理や特産の紅花に関する知識に触れることはでき、興味深くはある。
盤音の包平がひらりひらりと舞う闘いのシーンも、ある。
会所が意外と人情に篤いという話題も、好きではある。
けれども、筋書きがマ...
二番煎じで紙幅を増やすのは止めてほしい
今回の物語は、場所を関前から山形に移しただけで、主君が出府中に地方の小藩で起こった悪商人と結託した首席家老側とこれに反対する忠臣グループが二派に分かれて争うという、この物語の発端で居眠り磐音誕生の原因となった豊後関前藩お家騒動事件と同じである。磐音と奈緒が主要な役割を担うという点でも似ている。
そして、筋の進行も、相手方の抵抗が弱すぎるなど、磐音側に都合よく出来すぎている。人物や、状況の描...
意外な展開 奈緒再登場
居眠り磐音シリーズの最新刊です。
新創刊の雑誌で漫画化もされ、ますます勢いの上がって来た磐音シリーズですが、今回は今までになかったパターンで磐音が事件に巻き込まれます。磐音がかつてまだ備後関前藩の一藩士だった頃に、ただ一人愛した女性、奈緒。運命に翻弄され別れ別れになった彼女はやがて吉原で一番の花魁・白鶴太夫となり、落籍されてはるか出羽最上の地の紅花商人の妻となって磐音とは永遠に道を違え...

