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ハイエク 知識社会の自由主義 (PHP新書)
発売日:2008-08-19 |
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ハイエク 知識社会の自由主義 (PHP新書)のレビュー・感想
不況下で抹殺されたハイエクの思想に迫る
本書は、ブログで話題の経済学者が、故人の業績を素人からガチガチのマル経の人までわかる様に咀嚼した好著である。メディアでは、今だに「小泉改革の規制緩和が格差を生んだ」などと根拠無いスローガン(実態は高齢化の進展による世代間格差の拡大だが。)を掲げた格差是正論者が跳梁跋扈している。こうした格差是正論議がなぜ時を経て度々世の中に出現するかについて、部族社会の成立からの導出している点は秀逸だ。一握りの...
格差社会にハイエクは無力
ハイエクの生涯、その徹底した自由主義的主張、現在でも語り草となっている経済学の重鎮、ケインズとの論争まで詳細に記しているのは非常によい。全体としては非常に良書だと思うのだが、これほどまでに現代日本社会で『格差の拡大』が騒がれているときに、あろうことか池田氏は本書の中で『もし格差が広がっているのだとしても、一体どうしろというのだろうか』とまさかのブン投げ宣言をしている。これは非常によろしくない、...
無類の歯切れのよさ
最近ハイエクの名前を聞く機会が多いわりに 彼に関して何も知らないことに気が付き 本書を読むきっかけを得た。大変勉強になった。
ハイエクが主張したという「計画経済への疑問」には大いに共感した。
僕も かつて ビジネススクールで二か月勉強した際に そこで扱われる「合理的人間」というモデルに非常に疑問を感じたことがある。完全に合理的な判断を人間ができるという大前提で展開...
池田氏の著作を初めて読みました。
とりあえず図書館から借りて読んでみた、感想だけ。。
ハイエクとケインズを中心に哲学者の名前が出てくる。カントもマルクスもヒュームもポパーも。無理やりでウィトゲンシュタインも。はっきりいうと池田氏の西洋哲学の説明より、独自の保守思想を打ち立てた西部邁のケインズ・ハイエク・ウィトゲンシュタイン解釈の方がはるかに説得力がありおもしろかったね。
また著者は「ケインズは死にきった」と思い...
良質のハイエクと経済学をめぐる入門書
本書はハイエクの生涯を通じて、ケインズ経済学との方法的な違い、
新古典派との違い、ポパーとの違いなどを描き、
現代のインターネット社会での自生的な秩序についても
ハイエクをその先見者とする。
実際、ケインズは大恐慌時代に適合した経済政策をアジテーションした
ポリティシャンであったが、ハイエクは学者であった。
またフリードマンはアメリカが生みだしたプラグマティ...

