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はじめて考えるときのように―「わかる」ための哲学的道案内 (PHP文庫)
発売日:2004-08 |
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はじめて考えるときのように―「わかる」ための哲学的道案内 (PHP文庫)のレビュー・感想
頭の中の思考回路をやわらかく解きほぐしてもらった気持ち
「考える」って、どういうことなのか。普段、なんということなく通りすぎてしまっている街の風景、建物や店のことなどを、立ち止まって教えてもらったみたいな感じ。自分のなかのもうひとりの自分に語るかけるようにして、「考える」ことの本質を見、探り、考えていく著者の文章に、頭の中の思考回路をやわらかく解きほぐしてもらった気持ちになりました。
著者の文章の脇に置かれていたのが、植田 真(うえだ...
わかりやすい文体につまったメッセージ
考える、とはどのようなことか。それを、言語の観点から言葉を尽くして説明しようとした本。小学生にも読めるのではないかというわかりやすい文体に対し、内容は哲学的。哲学的ではあるけれど、何かを伝えたいという筆者の気持ちが伝わってくる。精緻な哲学書とは違い、筆者の遊び心が見え隠れするところに、本書の最大の良さがあると思う。
想像力のために
日ごろ私たちが口にする「考える」という言葉。しかしなぜ、私たちのほとんどは「考える」ということが、いったいどういうことなのかを自分の言葉でうまく説明することができないのに、他人には「ちょっと考えて」「よく考えろ」などと言うのでしょう。
この本にその答えは書いていません。かと言って、「なあんだ」と思わないでください。確かに答えはありません。しかし、この本にはその「ヒント」がいくつも隠され...
☆50個あげたい。
いかにも野矢さんらしい、哲学絵本。
「考える」ってどういうことなのかを「考える」。
わかりやすくて、面白くて、優しい。
せっかく絵本なのだから、もっと文と絵が絡んだりする方が良かったかもしれない。
でもとにかく、最後までどんどんページをめくってしまうのは間違いない。野矢さんの本は、いっつもラストがカッコいいんです。
ギリシャ語で「あ、そ...
つまり自分に向き合うのだ
「考える」って何?
あまりにも自明な問いなのだが、うまく答えられない。
「そんなこと考えて何になる!」と言う人もいるだろう。
言わせておけばいい。
「考える」ことを考える。
あまりにも自明な問いだからこそ、問う必要があり、そこから無限の道につながるのだ。
そして、果てしない無限の道の途上で、私は「私自身」と向き合う。
そして想う。
「私は考...

