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退化する若者たち―歯が予言する日本人の崩壊 (PHP新書)
発売日:2006-05 |
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退化する若者たち―歯が予言する日本人の崩壊 (PHP新書)のレビュー・感想
対峙する二つの側面
本書には2つの側面がある。
現代、日本の若者が抱える頭痛や腰痛、精神不安定、自律神経の失調など自分のまわりを見渡せば誰もが実感できるほど、悩んでおられる方の多い病に対する警告と示唆、そしてその改善に対する提案がひとつ。
もう1つは、本書のタイトルとなっている「若者の退化」に関する考察だ。
戦後まもなくから、アメリカの影響などからの食の乱れ、そして現代の退化へと進む過...
視点は興味深い
人間の体もまた器械と同じく変調をきたせば機能も
低下すると言う視点は面白いけど、文化的な話、筆者の個人的な
体験談が入り乱れて分かりづらい感じがするのが勿体無いです
新しい日本人観
分かりやすい文章で、歯科学的な見地から書いてあります。ややこしい医学用語もそれほど無くて、さくさく読んでいけます。
途中、進化論などの事も色々書いてありますが、私のように進化論を信じていない人は、そのあたりをとばして読んでも、内容はそれほど失われないと思われます。
徳川家の将軍たちの歯形などは、江戸時代は雲の上の存在だった人が、こんな研究材料にされて一般に公開されるんだなぁと、...
微妙な点はあるが主張性が正しいので☆4つ
後半は本題と無関係な政治思想や曖昧な文書が多くなり、ページ稼ぎではないかと思ってしまう。
しかし方向性は間違っていない。戦中〜戦前の日本人の顔が現代の若者とはほぼ別人種であることは、素人の私でもわかる。
それと著者は日本人の顎が退化した原因を「アメリカ型の食生活にある」と述べているが、それらを毎日食べているアメリカ人はどうなってしまうのだろうか?
進化とは
それでは、日本人は退化していて、中国人は進化しているとでもいうのでしょうか?
そのどちらでもないでしょう。これからの時代、全体と部分を、外側と内側と、
肉体と精神と、それらを同時に
観察する力をもちあわせていなければ、物事を見誤るのでしょうね。
この著者のように。専門的、分析的な時代は終わりました。

