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火山はすごい―日本列島の自然学 (PHP新書)
発売日:2002-06 |
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火山はすごい―日本列島の自然学 (PHP新書)のレビュー・感想
火山のおもしろさを伝えたい
まるで詩を書いているかのようなプロローグで始まる。恋する気持ちを伝えたい詩のようである。ただ、恋する対象が火山であった。しかし、ただのプロローグではない。著者はこのプロローグを書くために様々な文章を読んで研究している。そこを読みとってほしいようなプロローグである。
本文は5つの火山のことについて書いている。実はもっとたくさんの火山について書きたかったはずである。しかし5つの火山だ...
火山もすごいが、鎌田先生もすごい
プロローグでは火山に寄せる心情を詩的に表現し、本文では火山をわかりやすく解説しつつそのすごさに心を打たれる自身の姿を自画像のように描写し、エピローグではこの無類のおもしろさを何としてでも読者に伝えたかったという熱い思いを訴えている。
鎌田先生は第一級の学者であるにもかかわらず、素人の我々の目線にまで降りてきて丁寧に教えてくれる。その親切な姿勢は、些細な語にまできちんとルビを振ってある...
二度ある事は三度ある?
第一線の火山学者が火山への愛情と情熱を込めて書き上げた、渾身の一冊。最新の知見を分かりやすく解説してくれる絶好の火山入門書。筆者と火山との出会いから始まる物語は、壮大な阿蘇の火砕流台地、富士山、雲仙普賢岳、有珠山、三宅島へと広がり、この12年、日本を揺るがした火山の日々が蘇る。2000年、有珠山と三宅島が相次いで噴火した時、本書によれば「三つ目が噴火したらもうだめだった」というエピソードには...
「やっぱり火山はすごい!」
「火山はすごい」。このことは、火山の事をあまり知らない人でもなんとなく感じているだろう。
しかし、何故すごいのか、何がすごいのか知っている人は一部の専門家を除きほとんどいないのが現状だ。
この本は、どうして「火山はすごい」のか、その訳を多くの写真と挿絵で誰にでも分かりやすく語ってくれている。何より、著者がこの面白さ・すごさを皆に伝えたいということが、ひしひしと伝わってくる。
もう一つ注...
海上を走る阿蘇の大火砕流
● 人の顔を持つ科学者著者は学者としては珍しく執筆と研究の動機をはっきりと宣言。
学者や研究者は機械のように客観的、とのこれまでのイメージを打破し,人間の顔を持つ著者の生き生きとした解説に舌を巻きました。『海の上を走る阿蘇の大火砕流』など、まるで目に見えるようではありませんか。
● 火山現場からの解説として
ほぼリアルタイムの火山現象を、学術的に、しかも現場から記述。目の前に展開する火山...

