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字幕の中に人生 (白水Uブックス―エッセイの小径)
発売日:1997-06 |
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字幕の中に人生 (白水Uブックス―エッセイの小径)のレビュー・感想
字幕は、縦1行10字、2行以内が原則
映画「地獄の黙示録」(1980年、日本公開)は観ていても、その字幕翻訳者の名前まで記憶している人は多くはないであろう。この仕事で戸田奈津子は業界での地位を確立した。「字幕への道を志して20年がたっていた」という。巻末には、著者の仕事の一覧がある。1995年には、なんと50本!
字幕は、縦1行10字、2行以内が原則。
フィルムと共に台本が送られてくる。試写は3回だけ! 1回目の試写...
ファンブック兼字幕翻訳概論書
著者は字幕翻訳の第一人者。
著書を尊敬して津田塾大学を志望する受験生は今でも数多くいるようだ。
本書は戸田奈津子ファンには必携の1冊であると同時に、
ファンでなくとも字幕翻訳に興味を持つ人にとって得るものの多い本であるように思う。
著者が映画や字幕翻訳について自分の人生・経験というフィルターを通して語ってくれている。
インタビューなどで必ずといってもいいほどよく...
アンチ戸田も変わるかも?
仕事で読むことになった。
私はアンチ戸田奈津子、とはいわないまでもその第一人者っぷりと
下記のエピソードであまり好きではなかった。
それは大好きな映画『フルメタル・ジャケット』、その翻訳をしてキューブリック監督の
逆鱗に触れて交代させられたことのあるのだ。
このことで"優等生的な翻訳をする人"と勝手にイメージを持ってしまい
好きになれずにいた。
<...
戸田氏の職人人生に乾杯。
字幕制作の舞台裏について、字幕の第一人者戸田奈津子さんについて、知りたいと思うことはほぼ網羅されていると思います。戸田さんがいかにして映画と字幕と英語にひきつけられ、20年かけていかにして字幕のプロとなったか、そしてその後の活躍ぶりを、歯切れよいエッセイのうちに知ることができます。映画、字幕、映像翻訳、英語、戸田さんの人となりに興味のあるかたには収穫の多い1冊。個性的なファッションに身を包ん...
一秒4文字10字×2行の芸術
字幕翻訳の仕事 を世の人にポピュラーならしめた女史の功績は大きく、将来この仕事につきたい と言う人が急増したとも耳にしました。映画字幕の第一人者であることは改めて語る必要などないわけですが、この本はご自身が語った「字幕」人生でさすがにトップの座にある方だけに説得力があります。と同時に物事をきわめるには並大抵の努力では成し遂げられない、と全編を通じて知らされます。あのまるで空気のごとく当た...

