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環境リスク学―不安の海の羅針盤
発売日:2004-09 |
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環境リスク学―不安の海の羅針盤のレビュー・感想
池田信夫blogで取り上げられていた。
有名ブログの池田信夫blogのコメント覧で取り上げられていたので、手に取った。
が、もちろん環境問題の専門領域の本なので文系には難しい。
本書内容については、他のレビュアーの方の記事をご参照いただきたい。
ただ、いまちまたをにぎわす温暖化問題が、実は根拠なく疑わしいとの説もある今、著書のような考え方に触れるのは大切と思う。
バランス感覚が素晴らしい
知らなかったなあ、こんな人がいるなんて。不勉強だった。本書は退官記念講演の内容や、あちらこちらに書いたもののまとまりで、構成は雑駁であるが、そのおかげで読みやすい読物になっている。彼女が昔取り組んだ下水道問題から、最近のダイオキシン、環境ホルモン、BSE、遺伝子組換え、電磁波、など、生きて行く上でのリスクをどう考えるかが明快に、しかも細かいところまで配慮しながら、書かれている。要約してしまえば、世...
「化学物質」リスク学
まずは,我々の常識を変えなければならない.
我々の常識はTVや新聞などのマスコミから流れ込んでくるものだが,その関係者はほとんど科学的知識がないことをこの本を読んで思い出した.
もちろん,大学や各種研究機関の学者もかなり怪しいものだし,政治家・各省のお役人となれば,お寒いかぎりだ.
いろいろ問題はあるにしろ,各種リスクを明解な形で提示する方法を編みだしたのは,興味深...
よりよいやり方を指し示している。
サブタイトルにも「羅針盤」とあるのですね。
とかく水掛け論に陥りがちな「環境問題」。著者は化学物質の危険性について研究・発言を続けてきて、「リスク評価」という本書で示される方法に到達しておられます。まだまだ問題含みではありながら、方法論としてはかなりフェアなものになりうるのではと感じました。
専門家向けのがちな本ではありませんので、門外漢の方も「ちょっと勉強」くらいの気持ちで手にと...
数字と現場に立つ環境論
一般に、環境問題を語る際には主に(1)「(事実に基づいた)数字(統計)」により語る(2)「現場(の人と物)」に関する知識により語る(3)「形容詞」に基づいて語る、という3つのタイプがあると思います。
そして、現在日本で流通している環境問題に対する語りの多くは実は本質的に「形容詞」に基づいているのではないかと私は思っています。例えば、本屋においてある「環境本」には「優しい」「美しい」...

