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凡人として生きるということ (幻冬舎新書 (お-5-1))
発売日:2008-07 |
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凡人として生きるということ (幻冬舎新書 (お-5-1))のレビュー・感想
映画監督の頭の中
オタク論、コミュニケーション論、格差論など、現在騒がれている話題について、著者が自由に語っているという内容でした。
でも、そこは映画監督、切り口や内容が独特で面白かったです。人によって物事の解釈はこんなに変わるんだなぁと関心しました。私は映画監督って普段どんなことを考えているんだろうと常々興味があったので、少しなりともそれがわかったのがよかったです(もちろん、映画監督も100人いれ...
飾らないから良い
本書を読んでも著者が飾ることなく書き連ねていく様は清々しい。前置きでおくまでも個人的見解であると断っているのが好印象である。
オヤジ、勝敗、セックス、文明、コミュニケーション、オタクなど面白い話が聞けた。
素晴らしい映像技術と、共感できない世界観
言わずと知れた日本を代表する映像作家の著書。
内容には違和感を感じるところが多く、しんどい読書となったが、以下雑感。
冒頭のオヤジ論から始まる論考は、それなりに面白い。興味を感じたのは自らの体験と重ねて考えを展開しているくだり。「テーマがあれば話せる」から「仕事を通じた社会性」への展開や、仕事仲間と友情についてのくだりは頷ける。
しかし、最後の「格差論」は...
「生きやすい」人生とは
「友達なんて必要ない」なんて、なかなか言えることじゃないでしょう。
「若さ」や「友情」は素晴らしい、という、ある種世間の常識となっている考え方も、
ここまでストレートに否定されてはかなわないな、などと思うものの、どこか納得させられる
ものがあるのも確かです。
他人とのコミュニケーションは大事だと言った上で、そばにいるだけの友達なんて必要ない、
「仕事仲間」がいれ...
95%の凡人に対するメッセージ
「若さに価値などない」、「若いうちの失敗は許されない」、「性欲が強い人は子育てがうまい」、「友達なんか、いらない」などなど、かなり挑発的な小見出しが踊っている。
しかし、そこに通低するのは著者の実体験から導き出されたまぎれもない本音である。もちろん、背表紙の文言には「押井哲学の真髄」とあるが、決して哲学と呼べるようなしろものではない。なぜなら少なくとも論証が全くなされていないからだ...

