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放送禁止歌 (知恵の森文庫)
発売日:2003-06-06 |
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放送禁止歌 (知恵の森文庫)のレビュー・感想
補足を…
すでに優れたレビューが数多くありますが補足を一つ。
◆「赤い鳥」て何?
◆「竹田の子守唄」て何?
という方は一度、インターネットで「竹田の子守唄」を検索してみて下さい。「ヤフー!」なら上から二つ目にある「封印された竹田の子守唄(曲を聞けるようにしました)」をクリック。
すぐに「赤い鳥」の「竹田の子守唄」が聞こえてきます。しっとりとした名曲です。これがなぜ放送禁止歌?...
世の中の「気持ち悪さ」に気づかせてくれます
岡林信康『手紙』、赤い鳥『竹田の子守唄』、泉谷しげる『戦争小唄』、高田渡『自衛隊に入ろう』などの往年の名フォークソングが、なぜ、ある一時期、日本のメディアから姿を消していたかを読み解いた一冊。
森達也制作の同名のドキュメンタリー番組に感銘を受けたデーブ・スペクターが監修を買って出た、というのも面白い。
この取材を通じて、森は、「放送禁止歌」は、民放連が規制を強制したわけではな...
自分の頭で考える事の大切さ
今まで漠然と危険なイメージを持っていた放送禁止歌は、実は受け手が勝手な解釈で肥大化させ、根拠の無いままさも怪談や都市伝説のように一人歩きしたのちに、勝手に規制された存在だった。森氏の著書すべてにいえる事だが、受け売りの情報を自分で消化せず、鵜呑みにしてしまう事の怖さが書いてある。
規制をしているのは『私』?
表現することは、自分をさらすこと。自分のアタマで考えなくなると、伝聞に伝聞をかさね、結局は真相が藪の中になる。闇は恐怖を呼び、疑心暗鬼をもよおす。自分のアタマで物を考えることの大切さを再認識させてくれる好著である。
いわゆる、「放送禁止歌」の背景など
一言でいえば、いわゆる、「放送禁止歌」(厳密には、「要注意歌謡曲」)の背景、日米比較、放送禁止歌の一曲「竹田の子守唄」についての取材、についてまとめたものである。
解放出版社の本だったからか、最後には部落差別の問題になっているところは評価が分かれるだろう(「放送禁止歌」のうち、なぜ「竹田の子守唄」など、部落がらみのことだけが詳しいのだろう、という疑問は私は正当だと思う)。しかし、メディアの自主...

