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毛沢東の私生活〈上〉 (文春文庫)
発売日:1996-12 |
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毛沢東の私生活〈上〉 (文春文庫)のレビュー・感想
もうひとつの「現代中国史」の資料としてこんなに面白い本はない
文革が始まったころ学生だった私は、出版時、タイトルを見ただけですぐ買った。上・下巻まとめたレビューとする。毛沢東とはどんな人物だったのか。文革とはなんだったのか。中国という国はどういう国なのか。社会主義を「正義」とした幻想がまだまだ支配的だったこともあり、当時は理解できなかった。この本ですべてが解明されるわけではないが、著者は20年以上心ならずも毛沢東の主治医をつとめ、この「偉人」を間近に見たその...
単に毛沢東の私生活暴露というだけではなく、中国理解に有用。
文革が起きたのは66年、私は大学2年だった。正直なところ、なにがなんだかわからなかった。「造反有理、永久革命」とはいえ、不可解だった。いまの時点だからいえるのだが、あれは単に毛沢東が自分の権力を守るための権力闘争だった。ある学習会で中国研究の大家をおよびして懇談したことがあった。ちょうどこの本がでたころである。先生曰く、「中国と言う国は存在しないのです。それはあくまで地理的概念でしかない。古来から...
毛沢東の私生活
毛沢東の主治医が、毛沢東の私生活を赤裸々に綴る。王様だ。毛沢東は王様だった。素朴にそう思えるはず。共産主義の頂点に立っていた人間が、共産主義の大儀とは全く正反対の私生活を送る。昔の中国はすごかったなーという感想を持つが、今の中国だって大差ないかもしれない。
著者が淡々と記す「毛沢東の私生活」。中国という国がどういう歴史を持つ国かを知りたい人には必読だ。
「族長の秋」もびっくりなノンフィクション
おそらく最も有名な中国人のひとり、毛沢東の私生活をその主治医である李博士が記した作品。純粋な意味での私生活はもちろん、その政治的なしがらみについても多く記述されていて、真実だとすると(信憑性はかなり高そうだと思いますが)、かなり価値のあるノンフィクションだと思います。お奨めです。猜疑心が強く癇癪もちの性格、不眠症、性生活、江青夫人や高官たちとの確執、ソ連への反感と独自の東洋的思想など、実際にそ...
さて、何が真実?
李志スイ著の「毛沢東の私生活」は、私の周りでも以前、かなり話題になった本なので遅ればせながら私も読んでみました。内容の真偽はもろもろ言われているようですが、読み物としてはかなり面白いです。 文庫で上下刊併せて1000ページを超える大作ですが一気に読み終えてしまいました。
確かに主治医という立場でここまで国家機密に属するような事を知り得る立場にいたのかと言われれば確かに ? なのですが、いかにも、共産党の独...

