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三陸海岸大津波 (文春文庫)

発売日:2004-03-12
ランキング:43651位
ジャンル:Books

Book三陸海岸大津波 (文春文庫)

定価:¥ 460
値段:¥ 460
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Star5現在の行政にも、生きてます。
Star4古老の教え
Star5津波被害のミニマム化を図るための「虎の巻」

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三陸海岸大津波 (文春文庫)のレビュー・感想

現在の行政にも、生きてます。Star5

 昨年、友人と三陸を旅した。本来の目的は「宮古湾新選組ツアー」だったのだが、宿を「グリーンピア田老」にとった。
 田老駅から宿までの間、「津波時避難路」という大きな看板と矢印が目につき、海岸沿いでもないのに堤防があったりする。ふっと大昔に読んですっかり忘れていた、この作品の題名が頭に浮かんだ。あれってここが舞台なのか。地元のタクシーの運転手さんは、元来無口なのか謙虚なのか、尋ねても「はい」...

古老の教えStar4

古来、村の古老の教えに間違いは無いと言われてきた。長年の経験に基づく智恵は頼りになると信じられてきた。

しかし、この本を読むとそれが偽りであることがわかる。「津波は冬の晴れた日は来ない」との古老の言葉を信じて死んでいった数万人の人々、その他諸々の言い伝えに騙されて死んでいった無数の人々の叫びがこの本には凝縮している。

著者の主観を排した冷静な視点から書かれたこのドキュメ...

津波被害のミニマム化を図るための「虎の巻」Star5

本書は当初中公新書の一冊として一九七〇年に『海の壁-三陸海岸大津波』というタイトルのもとで刊行された。その後改題され『三陸海岸大津波』として中公文庫の一冊として一九八四年に文庫本化された。更に、二度目の文庫本化として二〇〇四年三月に文春文庫として刊行された。そして、その後まもなく起きたスマトラ沖地震と津波・・・。
 タイトルが示すように、本書は東北地方の東海岸、青森県・岩手・宮城三県にわたり...

スマトラ沖津波を踏まえてStar5

 これを読んだのは2005年5月である。

 30万人の死者を出した2004年12月のスマトラ沖地震による大津波の実態、特に各種の映像を見た後であるので この本に出てくる津波の恐ろしさがよく分かるというのは ある種の皮肉かもしれない。インド洋に面した多くの国で津波という言葉すら無かったという事実は悲劇以外のなにものでもないが もし彼らが 東洋の片隅で書かれた本書を読んでいたらと思わざるを得ない。...

津波の恐ろしさを伝える貴重な記録Star3

 被災者の証言、救済の様子、チリ地震による大津波……、と内容豊富であるため、小説として読むと散漫な感があった。津波の恐ろしさを知るための報告書というつもりで読むとよいのでは。

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