アキラプラザA館
このサイトはAmazon.co.jpと連動しているショッピングサイトです。
エンデの遺言―「根源からお金を問うこと」
発売日:2000-02 |
|
関連商品
エンデの遺言―「根源からお金を問うこと」のレビュー・感想
お金についてそもそも考えさせられる
食べ物や自動車をお金で買うことは出来る。でも、買った食べ物や自動車は、いずれ古びて使えなくなり、価値を失う。つまり、時間が立てばたつほど、価値は減っていく。
お金はその逆で、持っているとだんだん価値が上がってくる(金利)。
これって、ヘンじゃないか?
という非常にシンプルかつ真っ当な疑問点を掘り下げている本である。
会計学やファイナンスを学...
人間が捕われているもの
「モモ」が「お金-経済システム」を「時間」という形に置き換えた物語でもあるとのこと、当時の書評などに出てくる理解は、どれも「現代社会の時間の持てない人間の存在、ストレス、あわただしさ」というような、エンデにとっても、外面的な賛辞、批評が目にされるばかりだったという。
そのなか、ある経済学者が深い理解をしている手紙を送ってきたことをエンデは率直に喜んでいる。
それは「根源からお金...
「お金」の矛盾に対する鋭い指摘
エンデの残した取材テープを元につくられた番組のスタップによって作られた本。 自明と思われていることを自明の事と
せずに真実と向き合おうとするエンデの真摯な姿勢、
「どう考えてもおかしいのは資本主義体制下の金融システムではないのでしょうか。人間が生きていくことのすべて、つまり
個人の価値観から世界像まで、経済活動と結びつかないものはありません。問題の根源はお金にあるのです。」
マネーゲームに没頭する前に
成長を強制されることでしか成り立たなくなってしまった今の経済システムと、
そのシステムに搾取され、破壊される貴重な自然環境。
その2つが共存する糸口はないのかを探っています。
市場で無限に自己増殖してしまう数字。
そういったいわばヴァーチャルな貨幣を、リアルな貨幣と同じように扱うことが
どれくらい危険で、自然環境をボロボロにし、途上国をますます貧困に追いやり、 <...
実体のないものの恐ろしさ
一時、橘玲氏の本を皮切りに、株式投資の本を読み漁っていました。
平行してヨーロッパの歴史や現在の食品の安全性についての本などを乱読した結果、
妙な曲折を経て、全てのことがぴたっと頭の中で一致し、7年前に出されたこの本を
手にすることになりました。
早速、続編である「エンデの警鐘」も注文しました。
私が今住んでいるフランスでは、ユーロに移行した当時、お金と社会のあり...

