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コミック昭和史〈第3巻〉日中全面戦争~太平洋戦争開始 (講談社文庫)
発売日:1994-09 |
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コミック昭和史〈第3巻〉日中全面戦争~太平洋戦争開始 (講談社文庫)のレビュー・感想
著者の自分史
第3巻の本書は昭和13年近衛首相の「東亜新秩序建設」の声明発表から昭和17年5月珊瑚海海戦までを描く。著者にも召集令状がきて軍隊生活が描写される。ここからがこの「昭和史シリーズ」のメインともいえる。
落第王、落第兵になる
本巻「日中全面戦争~太平洋戦争開始」では、本人は大阪で新聞配達店に住み込みながら、採鉱科に通いますが両方同時にクビ。通信紙の配達をへて、夜間中学に通っているさなか、召集令状が舞い込みます。筆者は鳥取の連隊に入隊しますが、マイペースは相変わらずでビンタをくらう毎日。ついに見切りをつけられ、南方の最前線へ送られてしまいます。
一億決戦体制の中のねぼけ人生
対中国戦線がヒートアップし、欧州でも第二次世界大戦が勃発。ますますキナ臭くなっていく情勢の中、相変わらずのボーヨーたるのんびりムードに包まれているのが、著者の日常だ。そんな水木しげるの自伝的要素を楽しみつつ、太平洋戦争突入までをざっと振り返ることができる。しかし、この巻ではついに水木しげるが出征。毎日ビンタ当たり前の新兵生活に突入する。天衣無縫なキャラであってもギラギラとして生きねばなら...

