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放課後 (講談社文庫)
発売日:1988-07 |
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放課後 (講談社文庫)のレビュー・感想
本格推理小説の時代の素晴らしい異端作品なんだぞ!
ガリレオや容疑者を読んでから・・・という人が今更こんな古い小説を読んで楽しいなど思うわけもないではないか!
この作品が書かれた時代は、まだまだ現在のような「ミステリー」とは違って、
いわゆる「推理小説」全盛期だった。
殺人トリックの技量と意外性を競い合っていた頃なのである。
その中でこの作品は、本当に驚きであった。
今では意外性もないストーリーかもしれないが、
当...
女子高生だった人は読んでみて
男の性に対する本質をとても感じる作品でした。教師であっても結局は男なんだと読み終わって強く感じました。また女子高生の世界がとても上手に描かれているなと思いました。好奇心の強さや,噂話が大好きなところなど,自分にも覚えがあります。この物語に女子高はピッタリの舞台だったと思います。ケイは今の女子高生の象徴って感じの子でした。見た目には明るくても色々なことを抱えているのだなと思います。女子高生を一度...
デビュー作、それも20代半ばで書いたからこそ
乱歩賞を受賞できたのでしょう。前年には魔球で最終予選まで残ってますしね。
はっきり言って、文章、トリックともに甘いです。
特に心張り棒のトリックは代替え品など必要ないでしょう。
構成は破綻がなく、主人公の心情もクールに書かれています。
それだけでも見事なものです。
女性登場人物の存在が希薄では・・。
東野圭吾さんの作品は大好きで、ほとんど読んでいると思いますが、今まで私のなかに漠然とあった疑問がこの作品を読んで形になりつつあります。この方は女性嫌いか、女性に対して偏見があるのではないでしょうか。いろんな作品に登場する女性が冷たすぎるか、そうでなくても同じ女性として共感を感じないというか現実感のない女性ばかりな気がします。この作品の最終的な加害者も女としての恨みはよくわかります。でも、それを...
東野作品の始まりは青春推理ミステリー、しかしその内容は深遠だ!
本書は1985年の第31回江戸川乱歩賞受賞作であり、作家東野圭吾の出発点をなす作品である。本賞受賞までの道のりは決して平坦ではなかったそうだ。作品の舞台は私立清華女子高等学校。そこで生じた2件の殺人事件をめぐる学園ドラマが全7章を通じて鮮やかに描かれている。それなりの分量を伴った学位論文を読んでいる感覚だった。緻密なプロットにも感心した。
とはいえ、単なる「学園ドラマ」という呼称は適切...

