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バロック音楽 (講談社学術文庫)
発売日:2006-03 |
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バロック音楽 (講談社学術文庫)のレビュー・感想
西洋音楽史
今から30年も前のこと、昼にFMで「朝のバロック」の再放送があって、塾の冬期講習から帰って耳にしたときが懐かしい。皆川達夫と服部幸三が、ナビゲーターだった。だが、書籍となると服部幸三のものはなく、皆川達夫の講談社新書で出ていた本書や、音楽之友社の「バロック音楽名曲名盤100選」なんかを、買って、珍しいレコードを参考に、西洋史の真髄に迫れていけるかのような、スリリングな錯覚を楽しんだ。本書を読んだとき...
私の原点
この本を私が購入し読んだのはもう20年近く前、そのころは講談社現代新書でした。当時私はまだ高校生。バロック音楽といえば、ヴィヴァルディ、バッハ、ヘンデルくらいしか知らず、バロック音楽の大成者とされるバッハの音楽さえ知っていれば、バロックをすべて網羅している、と思いこんでいました。
しかしこの本を読んだとき、なんと愚かな、何も知らない自分というものを思い知らされました。それから今日に至...
充実の内容
音楽史を専門的に研究する人ならばいざ知らず、一般の音楽愛好家やアマチュア演奏者にとっては充分な内容だと思います。楽器の変遷や歴史の流れに沿った作曲家の位置づけ、作品史、様式の変遷など、大変にわかりやすく書かれています。
星一つの減点は、様式の変遷に関して舞曲の名前がたくさん出てくるのですが、民族舞曲との関連にもう一歩踏み込んだ記述が欲しいと思った点と、国別の音楽史で、フランドルとボヘミアが...
勉強になりました。
文庫サイズですが軽い読み物ではなく、専門的な学術書に近い内容です。しかし、専門用語はわかりやすく解説してあるため(巻末に用語集もあり)理解は難しくありません。
バッハ、ヘンデルはもちろん、コレッリ、リュリ、ラモーなどマイナーな作曲家についてもかなり詳しい記述があり、バロック音楽の歴史、形式、楽器などについて一通り学ぶことができます。
買うときは1200円は高いと思いましたが、...

