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君主論 (講談社学術文庫)
発売日:2004-12-11 |
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君主論 (講談社学術文庫)のレビュー・感想
君主論からはマキアヴェリの危機感と愛国心が伝わる
岩波版のレビューで指摘された箇所について、講談社版では次のように訳されている。
>もし、シャルルの軍制が強化され、あるいは維持されていたならば、
これなら読みやすいだろう。あとはボルジアを取り上げるとき、主語として"公"と"彼"が混同されているのが気になるが、もし原文がそうなら批判しても仕方がない。
君主論は日本でも知名度が高く、多くの訳本が出ている。一冊あればいいもの...
人間に対する犀利な観察と分析
〈人間は、恩知らずで、気が変わり易く、偽善的で、自らを偽り、 臆病で貪欲である〉(第17章)
キリスト教的道徳観が支配的だった当時、こんな身もフタもない
人間観を披露すれば、そりゃあ、非難轟々だったと思います。
しかし、現在の視点から本書を読んでみると、書かれているのは、
上記のような、どうしようもない人間という存在をまとめていくリーダーが、
...
重要な本です
佐々木氏による新訳です。
君主たるには何をなすべきかということを書いています。とはいえ、人との接し方、リーダーとしての心構え、国家の運営方法、国家の興亡がいかに起こったかなどについても述べています。
様々な場面で使える本です。実用書としての価値はもちろん、国家の興亡にあたってこの書にある考えをもとに古今東西あった国々について考えてみるのもいいと思います。
人間に...
参考になる考え方が多い。
思っていたのとは違った印象を受けた。きわめて現実主義的な内容だった。孫子の兵法との共通点も観られ、勉強になった。
甘やかしていると、人は普段の忠誠心が危機の状況では省みられることは無い。
運命は河に堤防を築くように、危機管理をしていれば半分は自分で動かせる。
大衆は飽きやすく、成果と遠くからの見た目で判断する。
裏切ることも視野に入れて行動する。
危機に備えてケチと言わ...
麦酒の苦味に似た味
中国や日本の古典は 経営者にもよく引用される。
「孫子」「五輪書」「論語」「日暮硯」等 いくらでも例は挙げられる。西洋の古典は 余りビジネス雑誌に出てくる事も無い。その中で 本書は健闘している。
マキャべりというと 元来悪いイメージが付きまとってきたのも日本である。性悪説に基づいた冷徹な「嘘つき」というようなイメージかと思う。僕もご多分に漏れず そんな先入観で一読...

