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古典落語 (講談社学術文庫)
発売日:2002-12 |
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古典落語 (講談社学術文庫)のレビュー・感想
本当のお笑いを求めて
現在のTVに出てくる芸人といわれる人たちの話芸のなさや、携帯文化に象徴される記号的な日本語の氾濫にうんざりしていたので、本当のお笑いを求めて最近落語に興味を持っていた。CDなどで聞いて楽しんでみたりしたが、その言葉使いに理解できないものなどがあり、本でと思い選んだのが本書。有名な噺を選んでおり、その言葉を活字にてじっくり読むことでよく理解でき、くすぐりの部分とかもわかる様になった。
実際には話...
至高の舞台芸術を読む
落語というものは至高の舞台演劇であり、話術であり、いわゆる標準語の骨格をなして
いたり、と奥行きを論じれば、それこそ途方もない代物。落語は話し言葉でこそはじめて
生きるもので、テキスト化することに抵抗を覚える人もあるだろうし、それも確かに一理
ある。口述伝承のすばらしさもその通り。
それでもこの本は面白い。
古典の古典たる所以のひとつは、あまりに類型的で、けれども...
ほぼ素人ですが、面白かったです
最近何となく落語に興味が湧いて、読んでみました。
落語なんて縁がない人生を送ってきたつもりですが、いくつか知ってる話もありました。
それくらい有名な話を載せてくれているのでしょうね。
正直、「落語は聴いて楽しむもので、本で読んだってつまんないんじゃない?」なんて思ってましたが、これがびっくり、面白くてあっという間に読んでしまいました。
子別れの最後の部分で、おとっつぁ...
切っ掛け
古典落語の有名なものを集めた作品集。先人たちのユーモアと人情が詰まっていて、落語を知らない人は落語に触れる切っ掛けとなるだろう。私が特に思うのがこの「切っ掛け」ということであって、これを面白いと思った人は是非とも寄席に足を運ぶべきだと思う。
「落語に名作は無い、あるのは名演だけである」
とは桂米朝の言葉だが、いかにもその通りであって、実際に寄席で見てみないと、演者の...
古典落語の品性ある住人
古典落語のオールスターゲームのような1冊。「目黒のさんま」「芝浜」「寿限無」「明烏」「時そば」・・・といったベストセレクトと言っていいものだ。
ベンチャー経営者にして稀有の知性をもつ誠に珍しい書き手の平川克美は、その著『株式会社という病』のなかで、有名な「芝浜」に絡めて村上ファンドの村上世彰を評している。
「お金を儲けることは悪いことですか」とのたまう、この東大出身の元官僚には知性が全...

