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日本の公安警察 (講談社現代新書)
発売日:2000-01 |
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日本の公安警察 (講談社現代新書)のレビュー・感想
鈴木邦夫『公安警察の手口』(ちくま新書)とともに。
鈴木邦夫『公安警察の手口』(ちくま新書)が新右翼活動家としての経験から公安を論じているのに対し、本書はジャーナリストの立場からヴェールに隠れた日本の公安警察の歴史と活動を描き出す。公安警察の全貌、戦前の特高の伝統を受け継いだ戦後の公安警察の歴史、公安の捜査の手法、革マルやオウムとの激しい戦いなど本書の衝撃的な内容には驚かされるばかりだ。
個人的に興味深かったのは第二章「特高から公安...
私のような公安初心者(?)には、とても価値の高い本だと思います
公安関連の本は初めてなので、類書に比して云々は判断できない。しかも00年1月刊行だから、内容が古くなっている恐れもある。例えば07年6月に元公安調査庁長官の緒方重威が朝鮮総聯絡みの詐欺容疑で逮捕されたことは特筆すべきスキャンダルだろうが、その分析は当然ない。また99年11月に菅直人の不倫騒動があって、Nシステム情報のリークも噂されたが、これは間に合わなかったか?
で、著者に興味を持ってちょっと調...
公安って結構暇なんだね
アメリカのFBIは州警察、市警察、保安官の州単位、市単位の管轄を超えたアメリカ国内つまりドメスティックの事件に限り、捜査権を持つもので、連邦単位の州警察を横断して存在する捜査組織であり、警察でもなければ、検察でもありません。このような組織が日本に存在しないことが日本の警察の都道府県単位の縦割りの原因そのものであり、公安警察が思想、宗教組織対策にしか動けない限り、日本には県域を越えた事件の、時効を...
分厚いベールの内側をのぞいてみましょう
監視・尾行・盗聴・スパイ。
安保闘争・日本赤軍・革マル派・オウム真理教。
本書に書かれていることは、ほとんどの人にとって初耳で衝撃的な事実ばかりだと思います。
とにかく驚きと(ある種の)恐怖に満ちた一冊と言えるでしょう。
本書の著者は、元ジャーナリストで警視庁警備・公安担当記者として取材活動に携わった経験を持つ方なので、比較的客観的な立場で冷静に筆が進められて...

