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演劇入門 (講談社現代新書)
発売日:1998-10 |
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演劇入門 (講談社現代新書)のレビュー・感想
コンテクストとは
あっという間に読んでしまった。
戯曲を書くための方向づけをやさしく書いている。感性の世界のことなので難しいはずだと思うが、小気味よいテンポでいい悪いをはっきりと判断しながら自らの演劇観を語っている。
演劇のリアルと現実のリアル。
戯曲のセミパブリックな空間論
コンテクスト論
など、参考になることが多かった。
コンテクストを広義にとらえると一人の...
あらゆる場面の「物語つくり」の強力な参考書
演劇や劇の脚本に直接関心があるわけではなかった。
プロジェクトをうまく進めるためにメンバーを動機付けるためのシナリオを
作成したり、コンセプチュアルな内容のプレゼンを作成するためになんらか
参考になるのではないかと思って手にとってみた。
結果、大成功。この本はあらゆる目的での「ストーリーテリング」の非常
に有力な参考書になりうる。
エンターテイメント製作者は必見
タイトルは固いが、演劇史を俯瞰してどうのこうの、という類の本ではない。劇作家の平田オリザが、戯曲の作り方に触れながら展開する演劇論である。
例えば幕が上がって、「やっぱり美術館はいいなあ」という台詞は、説明的すぎてリアルではない、と著者はいう。リアルに表現するためにはどういう発想をすればいいか、が具体的に書いてある。この文脈だと当然「なぜリアルでなければならないのか」という疑問が起こるが...
これこそ演劇の必読書だ
一般の人にとって、演劇、戯曲というものはテレビドラマや小説と比べて、なじみの薄いものだと思います。だから、なんとなく漠然としか「演劇とはなにか」「戯曲とはどのようなものか」についてわかっていなかったりするのだけど、本書ではわかりやすくそのことを紐解いていきます。演劇や戯曲について説明しながら、その書き方(リアルなセリフ、エピソード、舞台設定などの作り方)に触れ、平田オリザ式の演出法(俳優と...
演劇は滅びかけているわけではなかった。
平田 オリザさんは、一幕ものの芝居しか書かないそうです。つまり舞台は一箇所。ここで全ての演劇が行われる。観客にこの舞台がどのような場所なのかを知らせる
のには「せりふ」しかないわけです。次ぎに登場人物がどのような人々であるかを
観客が知るためには「せりふ」は更に工夫されるわけです。
舞台設定、俳優の動作、せりふ、この3つがそろったものが「戯曲」なんですね。
この戯曲の書き方が前半述べ...

