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和宮様御留 (講談社文庫 あ 2-1)
発売日:1981-07 |
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和宮様御留 (講談社文庫 あ 2-1)のレビュー・感想
和宮は置忘れ、観行院、嗣子、能登の展開の物語。
天璋院篤姫(講談社文庫上・下、宮尾登美子著)に感激し、天璋院と皇妹和宮の関係がどう描かれているか興味があり、また篤姫をどう描いているか知りたく、本書を読んだ。しかしその期待は裏切られた。面白くなかった。本書は和宮がどう考えどう行動したかの物語ではなかった。和宮を取り巻く観行院、庭田嗣子、能登命婦の画策と秘密封じ込みと張り合いの物語であった。後味が悪かった。どこまで事実なのか否かは分からぬが、皇妹...
作者に脱帽。
確かに昔の日本ではこういうことはあったかもしれない。
事実として、祭られているものに片鱗が残されている。
でも、でもあの和宮の結婚をこういう方向で書くとは
衝撃的だった。
衝撃の1冊
なんとまあ、すごい本があったものです。
知らなかった自分が恥ずかしい。
ラストには衝撃を受けました。(ネタバレしたら面白くないので絶対にいいません)
それにしても、少進が恐ろしい。
リアリズムを超えたリアリズム
これは文句なしにおもしろい。
リアリズムを追求してやまない有吉の筆が、冴え渡る。
あまりの臨場感に、私などは和宮オタクとなってしまった。
大竹しのぶと岡田奈々というキャストでドラマ化されたのは周知であるが、ドラマにすると、原作のリアリズムには遠くおよばない。
有吉のリアリズムは、人間にとって欠かせざる行為である「食事」「排泄」「身づくろい」をこれでもかというくらいしつこく描...
「歴史」は時には残酷なもの・・・
時代が大きく変わろうとしていた。公武合体を選択しなければなら
なくなった徳川幕府。当時、女性は政略の道具として使われる時代
だった。自分の意思に関係なく顔も知らぬ相手に嫁がされる和宮。
しかも、行き先は京都からはるかに遠い江戸。まだ10代の少女には
どれだけつらいことであっただろう。だが、和宮を愛するものたちは
おとなしく徳川幕府に従うことはしなかった。そのことは、一人...

