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美について (講談社現代新書 324)
発売日:1973-01 |
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美について (講談社現代新書 324)のレビュー・感想
何だか評判がいいようですが
私はこの本を読んで美学などというものには近づきたくないなと思いました。異なる意見として書いておきます。明らかにまちがっているのは、「東洋と西洋においては、芸術や美についての理念がまったく歴史的には逆の展開を同時に行なってきた」ことを説く90ページから94ページのあたりです。中国の絵画が唐や宋の時代にどれほど徹底した写実主義を実現したかという事実をを無視して、ただ観念的に東洋と西洋を対比した無意味...
美学をやるなら読んでおいて当然の一冊。
大学紛争直後の1973年の本。簡素な本だが、なぜ今道が思想的に大物だったのか、あらためてわかる。しかし、本としての字組がひどい(句読点が無意味に二分詰めで、節の行間もない。)そのうえ、この人、まともに句点を打たない。だから、長文になると主語と述語の対応が怪しくなる。
それでも、読むべき本だ。とくに一章と二章。新カント派的な分析と構造の万能主義に対して、ヘーゲル、ニーチェ、ハイデッガーを踏ま...
美の形而上学
この本はそんなにやさしい本ではない。
「美」はそのようなものであり、いかにして存在し、どういう意味を持つか、そうした問いに答えてくれる本です。
ちょっと古いのとなんかで、全体に文字や文が細かく印刷されていて、少し読みにくい。
まあでも減点するほどのことではない。
こういう「本格的な美学」が肌に合わない人は、佐々木健一「美学への招待」を読んでみることをオススメし...

