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詳解 独ソ戦全史―「史上最大の地上戦」の実像 戦略・戦術分析 (学研M文庫)
発売日:2005-06 |
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詳解 独ソ戦全史―「史上最大の地上戦」の実像 戦略・戦術分析 (学研M文庫)のレビュー・感想
普通の人にはちょっと読みにくいかも。
内容は濃いと思うが、スイスイ読めるという感じではない。
知識をより深めたいという方にはお勧めといった感じ。
ドイツ軍との戦いで成長していったソ連軍
この本は最近公開された旧ソビエトの資料を中心に第二次大戦中のソ連軍の内情を分析したものである。
そのためソビエト側から独ソ戦の各戦役をドラマチックに描いた戦記ものでも、
ソビエト時代のような偏った誇張された内容のものでもない。
この本を読めばスターリンの粛清によって内部崩壊したソ連軍が
ドイツ軍との戦闘の中で成長していった事がよく分かる。
また、多くの人・物的損...
一作戦で数10万!人命の軽さに驚愕
文庫本ながら約700ページの大著だが、「人類史上最悪の災厄」と称される第2次世界大戦、中でも最大の独ソ戦の全容を簡潔にまとめている。あのスターリングラード攻防戦も一幕にすぎない。パウル・カレルの著作を始めとする独ソ戦記は個々人、特にドイツ側の英雄的・悲劇的エピソードが魅力だが、ここでは細部の描写を一切排して、数十万の人命が一回の作戦で消費される巨大な戦争の進行を淡々と描いていく。感情抜きの叙...
全部は信じないけど、流れはいい
ソ連側の資料は兎に角も少ないので
(「スターリングラード」「ベルリン陥落1945」「攻防900日」くらい?)
とても助かります。
東部戦線も細かくなると何だかよく分からなくなるのですが、
通しで流れを理解するには良いと思います。
巻末の戦死者や参加人数などの数値資料は圧巻!
ワルシャワ蜂起で、ソ連軍がわざと進軍を停止してポーランド蜂起軍を
見殺しにした...
良くも悪くもソ連視点
独ソ戦というと、どちらかといえばドイツ側の視点から見た書籍が多いですが本書は近年使用できるようになってきた旧ソ連の公文書を調査し、ソ連側から見た独ソ戦を描き出しています。赤軍誕生から独ソ開戦までのソ連の内情から独ソ戦終了までを従来とは違った視点で文庫一冊で読むことができる点は評価できると思います。またかなりの量の原註も訳出されているのは好感が持てます。
著者は独ソ戦、特にソ連についての研...

