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ルポ貧困大国アメリカ (岩波新書 新赤版 1112)
発売日:2008-01 |
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ルポ貧困大国アメリカ (岩波新書 新赤版 1112)のレビュー・感想
「貧困」が経済システムに組み込まれてしまった国
大金持ちと貧困が同居する先進国、そういったら言いすぎだろうか....、でも残念ながらアメリカの真実です。 日本のメディアではアメリカの国内問題の実態がなかなか報道されない様ですが、この本は、その実態が簡潔に纏められています。
プロローグでサブプライム問題から話が始まっています。 ”サブプライム問題は単なる金融の話ではなく、過剰な市場原理が経済的「弱者」を食い物にした「貧困ビジネス」の一つ...
アメリカを嘲笑していられるのは今の内だけ、成長率も起業率も日本が劣る
貴重な指摘が多いが、本書は全体として巧みなプロパガンダ(政治的宣伝)である。著者の誘導に軽々しく乗っかって米国を嘲笑する向きが多いのは日本社会にとって危険極まりない。
これだけ富の格差が絶望的に大きく、医療に問題を抱えているにも関わらずアメリカの成長率は日本よりも高く、移民の流入によって人口も増え続けている。労働力人口の減少に全く危機感のないどこかの島国よりも遥かに将来性があるのだ...
憲法9条を変えたい?
憲法9条を変えたいと思う人は多い。
しかし本書を読めば「本当にそんなこと言っていいのかね?」という気にきっとなる。
アメリカの富裕層、タカ派、軍産複合体、アメリカのマスコミは(他国を巻き込んで)戦争をしたがっている。
儲かるから・・・。
しかし、彼らは直接戦地では戦わない。
戦いに狩り出され、現地の罪もない「普通の人」を殺し、「普通の人」の目玉をくり...
今日本で進行しつつある民営化と進む格差などの現象が重ね合わされてしまう
本書で紹介されているのは、貧困下が進むアメリカで起こっている事実と、それを利用しようとする企業と政府の現実である。
本書によれば、学校給食に食い込むフードビジネスが、マクドナルドやピザハットなどのファストフードであるため、貧困層の多い公立学校では約半分の子供が肥満児になっている。また、ハリケーンカトリーナの被害を受けたニューオーリンズ地区の住民に対して政府が出した救済策は、とう...
資本主義について考えさせられる。
以前からアメリカ人には肥満が多いというイメージがあったが、
その原因が貧困であることが衝撃であった。
肥満=ジャンクフードの食べすぎと考えていたが、
実は、貧困故にジャンクフードしか食べれない環境にあるようである。
読み進めていくと、医療、戦争等について書かれているが、
その原因が資本主義を追求た結果にであるので驚愕する。

