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腸は考える (岩波新書)
発売日:1991-10 |
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腸は考える (岩波新書)のレビュー・感想
細胞が思考しているのか?
本書は、その説くところを理解したら、とんでもない現象である事がわかるはずです。学術的な説明は端折って、結論だけ言うと、「腸の細胞は、どの物質を吸収し、どの物質を吸収しないかを、脳みその助けを借りずに判断している」と言う事だからです。
パブロフは、そう言った働きは神経細胞を介していると言ったのですが、かれらのこの研究により、細胞自身が何らかの判断をしている事が明らかになったわけです。
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小さな脳
医学研究の分野ではないがしろにされがちな「腸」の研究を続けてきた著者。
正直言うと、素人が読み全てを理解するのは至難の業だろう。
専門用語が頻発するので、まともに読むとその度に中断しなければならない。
よって3割くらいは斜め読み。
しかし、それでも腸の機能のすごさと、著者から伝わる研究の「楽しさ」は素人が読んでも面白い。
研究を楽しむ強引さ
研究の楽しさがビンビン伝わってくる本です。特に、忘れ去られようとしている日本人研究者の業績に、再度スポットライトを当てる行動力、実行力はすごいです。知力、気力、体力が充実した楽しい話が満載で、とても元気になれる本です。
「頭でっかち」にならないために
『脳内麻薬と頭の健康ー気分よければ頭もまたよし』《大木幸介著:講談社ブルーバックス》を読んで、「リトル・ブレイン(小型の脳)」について知りました。「脳同様に薬物に反応する」ので「神経節(ガングリオン)」が、そう呼ばれるようになり、実際のところ「リトル・ブレインもビッグ・ブレイン(脳)も、構造、作用とも本質的には等しく、リトル・ブレインはビッグ・ブレインのミニチュアといえるのである。」という記...

