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漢字―生い立ちとその背景 (岩波新書)
発売日:1970-09 |
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漢字―生い立ちとその背景 (岩波新書)のレビュー・感想
漢字の成り立ちが面白い
漢字が如何にして生れ、またどのような呪的思想を持ち合わせていたのかがよくわかる。
ただし、本書は文中における漢字の引用が別ページの写真で何行目、何文字目という形で表記してあるが、この点が少々初学者にはわかりづらいと思われる。「漢字百話」のように同じページのすぐ上に記載してあるような方がわかりやすいので、初めて白川静に触れるには「漢字百話」や「白川静さんに学ぶ漢字は面白い」などがいい...
漢字についての著者の知見の一部を見ることができる
漢字の著作が豊富な白川静の知見の一部を見ることができる新書の一つ。
漢字への興味を持ってもらうのに適した一冊。
漢字は想像力の宝庫である
文明の真髄を語る本である。私たちが普段何気なく書き記している漢字は、現在、世界に生きている「文字」の中でも、特異な象形文字です。古代に於いて象形文字は最も最初に現れた文字の一つと言う事ができる、それは形という図形を基礎にして、そこに動きや視覚的経験の総体を導入した一種の絵で、その絵を基に偏や造りを配置・構成した形態に、意味を対応させた意味文字です。メソポタミアの楔形文字も相当に古い文字ですが、...
白川漢字学の入門に
確かにバンヴェニスト(『一般言語学の諸問題』とか『ヨーロッパ諸制度語彙』)は面白いが、実は最初そのエラさがよくわからなかった。白川静を読んで(バンヴェニストより前から読んでいたが、読み返して)、そのエラさがわかった。バンヴェニストは偉い。白川静はもっと偉い。おそらく競合品よりはいくらか安いためによく利用されているらしい学研の『漢和辞典』という事典があるが、これをつくった藤堂明保(東大教授...

