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コンプレックス (岩波新書)
発売日:1971-01 |
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コンプレックス (岩波新書)のレビュー・感想
コンプレックスを知る
ユング心理学を射程に入れつつ、コンプレックスと自我の関係、コンプレックスとのつきあいによっていかによりよい自己実現が可能となるか、また夢とコンプレックスの関係などを具体例を提示して、説得的に語っている。コンプレックスの否定面だけでなく、積極的な面もあわせて理解する上で本書は好著だろう。
コンプレックスの不思議
どうしてあの人の前に出ると嫌な感じがしてしまうんだろう。どうして自分が幸せになれないと思う人ばかりと恋愛関係に陥ってしまうんだろう。どうして○○の場面になると逃げ出してしまいたい衝動に駆られるんだろう。
そんな、自分の中にある大小さまざまなひっかかりが、実はコンプレックスというものに大きく関係していることがこの本を読んでわかり、目からうろこだった。それなら、あの人のあの不可思議な行動は・・・...
自分の正体を知る
遅かれ早かれ、人生につまづくようなことって、誰にも一度はありますよね。
そうしたことを契機として、人が自らの人生を省みたり、俯瞰したりするとき、
結局は、問題となっている事柄の病巣が、
自分自身の内面にこそあると気づくことが多いのではないでしょうか?
「汝自身を知れ」というターレスの言葉のソクラテス的解釈は即ち、
「自分の(人間的にイヤラシイ部分を含めた)...
気になる自分のコンプレックス
著者のユング心理学入門を既に読んでいたので、「コンプレックス」がユングの用語だということは知っていた。コンプレックスをユング心理学の背景から理解するために適当な本だと思い購入した。
読み進むうちに、自分のコンプレックスを意識させられる。それを解消するにはどうしたらよいのか。著者はコンプレックスを歪めたり、目を背けたりせず、対決する姿勢が大切であると述べている。
また、仮...
コンプレックス、元型、自己実現を平易に解説している
著者、河合隼雄氏は1965年にユング派の精神分析家の資格免許を取得して帰国した後、1967年に『ユング心理学入門』を出版した。その次の著作として1971年に、この本を出版した。ユング心理学のキータームの中で、著者が真っ先にコンプレックスを取り上げたのは、「コンプレックスという言葉が日常語として使われるようになったものの、もとは心理学用語でその提唱者がユングであることや、正確な意味が知られてい...

