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日本の思想 (岩波新書)
発売日:1961-11 |
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日本の思想 (岩波新書)のレビュー・感想
丸山の指摘は現代にも通じる
丸山の日本社会に対する鋭い分析が遺憾なく発揮されている。素晴らしいの一言につきる。久しぶりに読み返してみたが、今読むとその素晴らしさが始めて読んだときよりも一層感じられた。
社会科学、丸山と同じく政治思想、を志すものとして、この小論の中で丸山が提起している日本の思想状況に関する問題は、他人事としてではなく、自分自身の思考のあり方について厳しい自己批判を促すものだ。
西洋...
精神的雑居性という思想の発見。
本書は、丸山真男の数少ない入門書と呼ばれています。
丸山真男は、日本の思想を特徴づけるものは、その「精神的雑居性」にあると喝破しました。これは、日本が八百万(やおよろず)の神の国であった事とも関連しているのかもしれません。この精神的雑居性を示しているものの一つとして、神道があります。ご存じのように、神道は戦時は国体イデオロギーと同居し、それ以前は仏教と長い間同居し、独特の形を作り続...
本当の読書?
他のレビューで既に内容に関しては様々なことが指摘されているので、私は内容に関しては触れない。
私がこの本を始めて読んだのは大学一年のときである。それから既に3年が経ったが、当時はかなり難しく感じられ、内容の半分も理解できなかった(特に1章と2章)。
しかし、繰り返し読むうちに段々と理解できるようになっていき、それと同時に、本書で論じられていることが、まるで自分のことのように感じられて...
雑感2点。
既に多くのレビューが書かれているので、ここでは2点だけ雑感めいたことを。
1点目は、昔の新書は難しかったのだなぁということ。最近の新書はすっかり雑誌化していて、平易な反面で内容の薄いものが大半だが、本書、特に第1章と第2章は、その抽象度の高さと論理展開の複雑さという点で、手加減無しに難解である。一読了解できる人がいるとすれば、相当頭のいい人に違いない(私には到底ムリ)。1961年の...
難しいかについて、、、
難しいと仰る方も多いですが、、、。
難しいという言葉には(1)内容が高度、(2)表現が下手、
など、多くの意味があると思いますが、「日本の思想」は少なくとも
(2)の意味で、すなわち表現が下手という意味で難しくは無いと思います。
むしろ、非常にクリアな、清明な読み易い文章だと思う。
確かに、立ち読みだけで読めてしまいそうな最近の多くの新書よりは
骨が...

