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物理学はいかに創られたか―初期の観念から相対性理論及び量子論への思想の発展 (上巻) (岩波新書 赤版 (50))
発売日:1963-09 |
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物理学はいかに創られたか―初期の観念から相対性理論及び量子論への思想の発展 (上巻) (岩波新書 赤版 (50))のレビュー・感想
高校時代に出会いたかった本
相対性理論までの物理学の入門書として未だに最高作であろう。説明は簡潔だが、不親切ではない。物理だけではなく、例えば高校数学に出てくる「ベクトル」というものの存在意味も理解させてくれる。ただ量子論の部分は少し分かりにくいと思う。アインシュタイン自身が、量子力学にいくらか懐疑的なところがあったからだろうか。それでも講談社ブルーバックスの存在意義をこの一冊で半減させてしまうほど素晴らしい本であること...
観念の世界と現象の世界との関係
あのアインシュタイン博士とインフェルト博士が、「人間の心が観念の世界と現象の世界との関係を見つけ出そうと企てたこと(世界の実在に対応するような観念を科学の名で案出してゆくところの原動力)」について述べたもの。上巻では古典物理学の概要、下巻では現代物理学(相対論、量子論)の概要が示されていた。物理を専門としていない自分にとっても、わかりやすい記述となっていた。「世界の実在に対応するような観念を科...
物理学はいかに創られたか知る一冊!
アルベルト・アインシュタイン…この名前を聞いたことのない人はいないであろう。アインシュタイン博士は、相対性理論を筆頭に物理学における数多くの理論を築いた天才である。そんなアインシュタイン博士が書いた本が本書である。
さて、“物理学はいかに創られたか”は上下巻に分かれており、本書は上巻である。上巻の内容は、ニュートンの方程式や万有引力の法則の発見から始まり、電気および磁気における物理現象を語り...
ノーベル物理学賞・小柴昌俊氏が物理学に目覚める契機を与えた好著(上巻)
他のレビューで本書の素晴らしさが語れているので、別の話を。
小柴昌俊少年は小学校時代いたずらっ子でした。しかし、あだ名は「兎ちゃん」。本の読みすぎで目が充血していたからで、それ程の「読書の虫」でした。
中学に進んでまもなく、小柴少年は小児麻痺で長期入院します。そんな折、担任の先生が持ってきてくれた本が「物理学はいかに創られたか」でした。小柴少年は2日で読みきり「物理学っておもしろいん...
物理学は、「人は自由な創作をする存在である」ことを示している
もう40年近く前に物理学の勉強の一環として読んだことがありましたが、今回再読してみて、人間が何かを認識するということはどういうことなのかという、哲学的側面からもとても面白く読むことが出来ました。以下に上巻と下巻の両方をまとめて記述します。
著者らは本書の目的について、序文に次のように書いています。『私たちの目的とするところは、むしろ人間の心が観念の世界と現象の世界との関係を見つけ出そう...

