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一外交官の見た明治維新 下 岩波文庫 青 425-2
発売日:1960-01 |
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一外交官の見た明治維新 下 岩波文庫 青 425-2のレビュー・感想
幕末から明治初期の貴重な資料
本書は、幕末から明治を駆け抜けた英国外交官の貴重な資料である。
サトウの名前は、他の文献や坂本龍馬全集(書簡集)などにも散見される。
また、国語学の貴重な資料でもあり
将軍が大君とか
慶喜にケイキとルビが振られているのは
その当時の言葉をそのまま反映しているからである。
そういう視点からも一読に値する。
動乱の時代
下巻には19-36章を収める。
政治史の資料として一級品。大政奉還から明治天皇の東京入りの頃という、まさに動乱の時代がリアリティを持って記録されている。当時の政治家たちの肉声が伝わってくる点も興味深い。
文化史、読み物としてはいささか物足りない。
英国外交官の目を通して内側から見た明治維新
(上巻のレビューの続き)
下巻には、1867年7月頃から、賜暇帰国する1869年2月までのことが書かれている。この頃になると、日本人の心情をかなり理解できるようになった著者は、日本食を好んだばかりでなく、芸者を揚げてのどんちゃん騒ぎも相当楽しんだようである。また、西郷隆盛、後藤象二郎、桂小五郎、伊藤博文、勝海舟、大久保利通などに直に接して情報を提供しあい、日本のとるべき政策や政治制度などについて話し...

