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武家の女性 (岩波文庫 青 162-1)
発売日:1983-04 |
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武家の女性 (岩波文庫 青 162-1)のレビュー・感想
人として生きる大事さを知る!
女性の財産としての着物、着物といえばもめんに限られ、農家で作られる綿、それを糸にして、染めて織る手間をかけて大事に作られる。何でも買うことで手に入る現代では想像も出来ない生き方がそこに書かれている。人としてのたくましさ、神々しさを学ぶことが出来る。現代人がどうしても学ぶことが出来ないことがあまりに多くありすぎる。便利さを追求するあまりに最も大事な人の生き方を忘れてしまっているのではないか。小学...
水戸藩の末期
著者が何者か知らずに読んだが、彼女が幕末の水戸藩の藩士の娘として体験した事
を思い出しながら書いている。一貫した主義主張というより、まさに体験談として
の話で、時代考証の資料として使えるだろう。
ただ思い出しながらのまま書いたようなので、どうも理解しにくい。
武家の女性の日常生活を知るための良書
山川菊栄といえば、女性解放運動家としてのイメージが先行するに違いない。しかし、本書を読めば、彼女が優れた歴史家であることが分かるだろう。本書は、著者が母、千世(ちせ)から伝え聞いたことを文章化したものである。また、女性の視点から幕末の水戸藩の女性を生き生きと描写することに成功している。また、私たちが、時代劇などでは知ることができない当時の生活作法を本書の中に見出すことができる。たとえば、...

