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西郷南洲遺訓―附・手抄言志録及遺文 (岩波文庫)
発売日:1939-01 |
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西郷南洲遺訓―附・手抄言志録及遺文 (岩波文庫)のレビュー・感想
本物の思想がここにある
思索が自身の血肉と化した思想は純一である。簡潔な言葉の中に、人生で大切にすべきことが凝集されている。
西郷隆盛という人間が、いかに偉大で人格者であったかがこの遺訓によって偲ばれる。
また教訓や格言としての価値だけではなく、政治を執行する者にとっての指南書となるものである。遺訓の一々は至極もっともなことを述べていると、読者をして頷かせると同時に、この当然至極なことが現行の...
本は薄いが
現代語訳がないのが難と言えば難だが、その分原文の格調高さを味わえるし、漢文の復習だと思えば苦でもない。100頁程度の薄い本だが、南洲翁の遺訓のほか翁が拳拳服膺した言志録の抜粋も掲載されており、内容はとてつもなく濃い。
この本の中の1頁、いや1句でも実践できればそれだけで立派な人間になれそうである。
至誠の人 西郷隆盛
西郷隆盛の美しい心が直に伝わってくる素晴らしい本です。
薄い本ですので常にポケットに入れて持ち歩けます。
この『西郷南洲遺訓』についてはご存知の方も多いと思いますが、
維新後、明治政府首脳達と政見で袂を分かち薩摩に下野していた西郷から
庄内藩の藩士達がいろいろと教えを乞い、感動した事を藩に帰ってから書き纏めたものがこの遺訓です。
全部で41条の聞き書き集です。
自分が好きな西郷さんの言葉を抜き出して持ち歩きましょう
日経コラムニストをしておられる田勢康弘氏の講演で「西郷南州遺訓を政治家にばらまいているが、若い政治家は漢字が難しいと読んでくれない、薄いのに」という話を聞いたのが20年前。当時早々に買ってみたが、矢張り漢字が難しく放り出していた。それを降り積もったほこりを払って読んでみたが実に良い。「命もいらず、名もいらず、官位も金も要らぬ人は始末に困る人なりp.15」等、人を勇気付ける言葉が星のごとくちりばめられ...
分かりやすくて 行い難し
岩波文庫の中でも実に頁数が少なく 従い薄い本である。しかし この本に言及する人も実に多いのも事実だ。
西郷隆盛は 伝説化された「巨人」である。幕末から明治にかけた 国難の時期には いろいろな人物が雲が湧くかのように出てきた様子は 例えば司馬遼太郎の幾つかの著作を見れば良く分かる。彼らの頑張りで 今の日本があるといっても過言ではないと思うが その中でも西郷は頭一つ抜けた存在になっ...

