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はてしない物語 (下) (岩波少年文庫 (502))
発売日:2000-06 |
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はてしない物語 (下) (岩波少年文庫 (502))のレビュー・感想
霞むことの無い名作
読めば読むほど深く惹きこまれる作品です。
奥が深く、重厚で、感動できる。読み終えた時に満足できる。
これから先どれだけ新しいファンタジー作品が出てきても、霞むことのない絶対的な素晴らしさを持つ作品。
心をほぐされる、良い本です
下巻では、バスチアンは身体的能力、美しさ、知性、権力などを、ほしいままに手に入れていきます。その代償として記憶を失い、大切な友達からも離れ、苦しみます。次第に、何かを望む時には動機が大切だと次第にさとっていくバスチアン。苦しみ、全てを失ったとき、癒しのプロセスに入っていきます。三国ますみ・ダニエル共著の「パワー・オブ・ナウ『今・ここ』という悟り方」の中では、ライオンキングやマトリックスを例に挙...
いろんな大切なことを教えてもらいました。
ファンタージエンに行ってから、バスチアンが変わってしまったことにショックを受けました。もっと美しく、もっと強く・・・と、何でも叶えようとするバスチアン。
ひとつ望みが叶えられると次の不満が出る。その繰り返しで満たされない。
その望みが叶えられるごとに、ひとつ、またひとつとなくなっていく「自分」の記憶。
自分で手に入れたのではない望みに‘代償が伴う’というのがすごく怖かった。
大人たちに...
『モモ』に引き続き・・・
エンデの作品の世界観は本当に素晴らしい。現代に欠けている物を的確に、それでいて遠まわしに受け取る人それぞれが感じ取れるようになっていると思います。ただ単に上巻のリズムが下巻に引き続いていたのならば、それは単なる「物語」で終わっていた事でしょう。本当に本書には題名の通りはてる事がありません。読者の想像出来るファンタージエンは無限に存在するでしょう。上巻だけを読んで私はバスチアンの活躍を期待...
ページが進むほど目を背けたくなる
ページが進むほど目を背けたくなる。この有名な本を前に、そう思った方は意外と多いのではないでしょうか?
私はぐいぐい物語に引き込まれる一方で、読むのが大変つらかったです。
上巻では、バチスアンと一緒になってアトレーユの冒険を応援していました。無邪気に、何も考えずに楽しめました。
ですが、下巻でのバチスアンはどんどん欲望に貪欲になっていきます。
力も勇気も手に入れて、みなから敬われて、も...

